2007年03月26日 月曜日
春日アカデミー賞2006・各部門
いやあ、開幕しましたね。プロ野球。
何が驚きって。
多村が開幕スタメン!!!
たぶん史上初だと思いますよ。
横浜時代は必ずキャンプかオープン戦でケガするか、
開幕前日に風邪ひいてたから。
毎年恒例セリーグの順位予想は、
なんとか時間みつけて開幕前にやりたいと思ってるんで、
お楽しみに。
てなわけで。
続きです。
監督部門
・大地丙太郎(「僕らがいた」、アニメ、テレビシリーズ、キッズステーション)
……高校生の男女が好きだの嫌いだの、
付き合うだの分かれるだの、
東京行くだ、行かないだの。
正直、どうでもいい話
なんだけど。
それでも26回を最期まで見れたのは大地監督の演出の力でしょう。
いつもは遊び心満載の監督だけど、
今回はガチの職人モードで丁寧に心理描写を積み重ねていってました。
「フルバ」とか「十兵衛ちゃん」シリーズとかでも時折見せた、
<絶対に視聴者を泣かせる>モード
になったときの大地監督のパワー、やはり侮れない。
主演女優部門
・久住小春(「きらりんレボリューション」、テレ東、アニメ、テレビシリーズ)
……いや、これは事件だと思うんだけどね。
「そこそこ名の知れたアイドルがアニメの劇中で別のアイドルを演じる」
ってのは前からあったけど。
でも、
「そのアニメのキャラのまま自分自身がバラエティに出演する」
というのはなかったんじゃないかな。
ただでさえ、
「アイドル」
という虚構性自体が成立しにくくなっているわけだし。
そんな中、久住は
「おはスタ」
で、
「月島きらりだよ!」
とフリフリ衣装とバカみたいなアニメ声で登場してしまった!
普通なら浮きに浮いてお寒い気分になるはずだけど……
それが、とてつもなく可愛かったのよ。
本当にそういうアイドルがそこにいるような……
「現役アイドルという虚構性の中にある久住」
が、
「アニメという虚構」
の中で、
「アイドルという虚構を演じる」
というアニメキャラを、
「本人が実社会で演じる」
……なんという何重もの虚構性か!
プロレスとかアイドルとか、虚構の成り立たなくなった時代に、
この何重もの虚構を違和感なく演じきってしまった
久住の突破力
は事件ですよ!!
・平野綾(「涼宮ハルヒの憂鬱」、アニメ、テレビシリーズ)
……とにかく現実性のないキャラを
日常的な演出の世界観の中に定着させるのは大変なことだよなあ。
しかも、一歩間違えば、高慢かキ○ガイにしか思えない女を、
可愛らしく感じさせるんだから。
・坂本真綾(「桜蘭学園ホスト部」、アニメ、日テレ、テレビシリーズ)
……てなわけで、もう一人のハルヒ。
地味に男装している庶民の優等生。
際立ったキャラの多い中で埋没しそうなんだけど、一番輝く。
口調の冷たい感じと、その奥の不思議な温かみに癒されます。
主演男優賞
・丹波哲郎(「ジキルとハイド」、ファミリー劇場、テレビシリーズ)
……前にも書いたけど。
レイプ魔と化した丹波
が
暗い夜道をニヤニヤしながら女を追い掛け回す
描写は頭から離れんとです。
普通、「ジキルとハイド」っていうと、
ジキル博士が本来の姿で、
怪物ハイドを特殊メイクで演じるのが一般的だけど。
ここでは、ハイド博士のときが老人メイクで
レイプ魔ハイドがナチュラルな丹波なのよね。
つまり、普段の博士が仮の姿で、
レイプ魔こそが本来の姿なのだ、ということ。
こんな「ビバ本能!」
なレイプ魔をヒロイックに演じきった丹波先生の、
ご冥福をお祈りします。
助演男優賞
・藤原啓治(アニメいろいろ)
……いや、なんか去年一年、この人の声を聞かなかった日はないような。
そんな感じ。
助演女優賞
・矢島晶子(「BLOOD+」、アニメ、テレビシリーズ、TBS)
……後半、なんかプロダクションIG文芸部の仕事とは
思えないグダグダ具合で失速した本作。
グログロのベトナム篇が最高潮だったのね。
で。ストーリーイマイチの後半を楽しませてくれたのが、
中田譲治・小杉十郎太・佐々木望・藤原啓治・茶風林
らの脇役のベテラン声優陣。
その中でも、圧巻だったのが矢島先生。
前半はただの一人二役だったのが、
後半になってその二役が一つの人格に融合してしまい……
それは二つの似て非なる声色を瞬間に使い分けることのできる
彼女の技量あってこその設定だったと思います。
・榊原良子
(「エースをねらえ・ファイナルステージ」、日テレ+、アニメ、テレビシリーズ)
……「孤高の天才・お蝶夫人」から「テニス選手・竜崎麗華」
へと転落せざるえない運命を描いた本作。
その意地と葛藤、ひろみに託す想いとジェラシー、自分への諦め……
美しく華麗な「自分のテニス」
を捨ててまで勝ちにこだわり、
それでも勝てず、ボロボロに崩れていく姿の
猛々しさ、そして凛々しさ……
「すみません、麗香はもう飛べなくなりました……」
こういう、
「有り余る才能がありながら報われない女」
を演じさせたら、榊原先生の右に出る人はいないね。
「ER」のコーディ先生とか、ハマーン様とか、「パトレイバー」の忍さんとか。
その中でもこの
「落ちゆくお蝶夫人」
は絶品でしたよ。
……ノミネートは、こんな感じです。
各大賞を次回、発表していきまーす。
投稿者 春日 : 2007年03月26日 15:47
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