2007年02月27日 火曜日
春日アカデミー賞2006・下半期作品部門
どうも。
てなわけで発表します。
もう一度おさらいすると、
選考対象は次の通り。
1.今年、オレの見たフィクション映像作品
2.スカパー・DVD・地上波・映画館……と視聴形態は不問
3.アニメ・時代劇・テレビドラマ・劇場映画……ジャンル不問
4.製作の古今東西も不問
5.とにかく今年オレが見たもんの全部
6.ただし仕事関係者の方々の携わったものは除外
基準はただ一つ、オレが感動したかどうか。
今回は作品部門ノミネートを、ということで……
・「涼宮ハルヒの憂鬱」(アニメ・テレビシリーズ・UHF系各局)
……ま、今年はなんといってもこれでしょ、でしょ。
話数の順番をシャッフルしたり、
第一話から「出来損ないの自主映画を忠実に再現した毒電波」
を放送したり、と、
メタ・アニメ的な(アニメタルじゃないぞ)
斬新さが目をひいた作品だったけど、
それ以上に……
泣けました!
オレみたいな
パッとしない文化部ライフ(限りなく帰宅部に近い)
を送っていた身からするとね、なんかノスタルジックなんですよ。
なんにも面白くない日常、
で、あえて何かしようとしてもピントを外れたことしか出来なくて
一層空しくなったり。
それでやたらイラついて、
それを誤魔化すために訳分からない空騒ぎして。
かといって、楽しそうにしてる奴らと一緒にはできない。
なんか面白いことないかなあ……
とか考えながら無為に時間を過ごして。
で、なんかそれはそれで楽しかったような。
……ま、そんな
<夕暮れの部室でマッタリと>的な
高校生活送ってた人間なら、
本当に微笑ましく懐かしい話。
ま、アニメ作品としての完成度がムチャクチャ高いんで
そうじゃない人も楽しめるかな、と。
・「るろうに剣心~追憶篇」(アニメ・OVA・アニマックス)
……いや、これは凄い。期待値低かっただけに衝撃的。
マンガ・テレビシリーズで描かれた世界の前日談なんだけど。
完全に別物になってます。
マンガ・テレビ版好きには不評かもしれないけど、
そっちに全く興味なかったオレとしては、最高です。
ド・シリアスな時代劇ドラマっていうんですかね。
作画・演出・脚本・演技どれも緻密に繊細に出来ていて、
「幕末もの時代劇」というカテゴリーで考えても、
三本の指に入るかな、と。
勝新の「人斬り」とか、
栗塚旭の「新選組血風録」とか、
日テレ版「白虎隊」
クラスの作品でしたよ。
・「るろうに剣心~星霜篇」(アニメ・OVA・アニマックス)
……で、今度は後日談。
テレビシリーズの回想が挟まりながら展開するんだけど、
本シリーズをほとんど知らないオレには回想部は正直よく分からなくて、
(ていうか、作画レベルが「Z」劇場版並に差がありすぎ)
それでも、後日談のパートの壮絶さには胸を打たれました。
特に、歴戦の疲れでボロボロになり肺病を患う剣心と、
それを知りながら最後の交わりを求める薫との
壮絶な濡れ場(そのために薫も病に感染する)
の情念たるや、
全盛期の五社英雄映画を彷彿とさせるもので。
いや、とんでもなく凄味のあるシーンでしたよ。
・「桜蘭学園ホスト部」(アニメ・テレビシリーズ・日テレ)
……「ウテナ」のスタッフから
「幾原」と「さいとうちほ」を引いたら、
とても華やかで楽しいアニメになりました。
ストーリーのウェルメイドさと
演出の過剰さのバランスが程よいというかね。
暴走しない程度の作家性。
安心して見ていられました。
あと、この手の
「男装する美少女」というキャラクターは大好きです。
・「ジキルとハイド」(タンバ・テレビシリーズ・ファミリー劇場)
……正月に書いたネタを参照してくださいまし。
とにかくジェイソン状態になった
ワイルド・タンバ大先生の濃厚ファック
が嫌というほど見れます。
・「NANA」(アニメ・テレビシリーズ・日テレ)
……とにかく全てにおいてクオリティが高くて非の打ち所がない、というか。
ま、それだけに逆に物足りなく思えたりするんだけど。
・「009-1」(アニメ・テレビシリーズ・TBS)
……60年代のスパイ映画とか宇宙映画とかの
レトロな雰囲気を忠実に再現したアニメというか。
毎回のストーリーもそれっポイ感じで好感もてたし。
何かとハードルの高い和製ハードボイルドの世界だけど、
アニメでならやりようによってはやれるかな、と
示してくれました。
……今回はこんな感じ。
次回は各部門賞を発表しまーす。
投稿者 春日 : 2007年02月27日 15:07
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