2005年10月01日 土曜日
デート映画特集!
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なんか、性懲りも無くやってますね、「東京一週間」。
「デート映画特集」だそうな。わぁーっ! 楽しそうだなあ。
・・・・・・という訳で負けじと俺も。
俺が最初に女の子と映画に「デート」として行ったのは高校二年生のときでした。
行った映画は
「ブローン・アウェイ~復讐の序曲」
・・・・・・。当時から相当なダメ人間でした。
ちなみにそれ、こんな映画。
元IRAの爆弾テロリストが敵味方に別れての息詰るアクション!
主演はジェフ・ブリッジスとトミー・リージョーンズ! ・・・・いい映画だったのになあ・・・・。
興奮した面持ちで劇場を出た俺と正反対の表情の彼女は、そのままどこかに消えていきました。
・・・・。だってしょうがないじゃない。
「どんなのがいい?」
って聞いたら
「何でもいいよ。今一番オススメのやつ」
って言うから連れて行ってやったのに。
当時、俺の中で大ブームだったんだよ、IRA映画が!
ミッキー・ロークの「死にゆく者への祈り」とかニール・ジョーダンの「クライング・ゲーム」とかマイケル・ケインの「鷲は舞い降りた」とか・・・・。小説もジャック・ヒギンスばっかり読んでいたし。
そういう中で、この男臭い二人が爆弾魔ですよ。そりゃ、オススメに決まってるじゃないですか!
まあ、たしかに本当の意味でのオススメは別にあったような気もします。でもね、公開時期は異なるけど、たとえば「レオン」とか「ギルバート・グレイプ」とか「エド・ウッド」とか本当に好きな監督とか俳優のやっている映画って一人で観てシンミリと泣きたいんですよ。
それにね、当時から「映画に詳しい男」というレッテル貼られまくってましたからね。普通の感動作に連れて行くのはプライドが許さなかったというか、後々ネタにしたときの楽しさを選んだというか。
とにかく考えすぎてヒネり過ぎて、結果として途方も無く悲惨な結果になる以外になかったですね、俺のデート映画は。
ようするにデート映画っていうのは「夜景」とかと同じでスムーズにホテルへ連れ込むためのムード作りに過ぎないわけですよ。当たり前の話だけど。ようはロマンチックな気分ですよね。
それがトミー・リーだジェフ・ブリッジスだというテレ東臭の強いオッサンの爆弾映画だもんな。これで股間を濡らす女子高生がいたら・・・・それはそれで困り者ですよね。
ただ、そこに至った俺の心も少しは理解してほしいとは思いましたが、今は完全に諦めました。
で、結局。その後も女どもは俺のことを「映画に詳しい男」と思ってデートで映画に行こうと言うし、俺は俺でヒネり過ぎるし・・・・自爆ばかりの十代後半から二十代前半でした。
女を連れて行った「デート映画」を思い出すままに並べてみると・・・・。
「スタンダール・シンドローム」・・・女と行くならやっぱりホラーとどこかで聞いたので、俺が大好きなイタリアン・ホラーの巨匠ダリオ・アルジェントの新作に連れて行きました。ほら、「サスペリア」とかって少女マンガぽいし。・・・・ところが。監督が実娘アリシア・アルジェントにジュゴンとか気持悪いものを次々と触らせていくだけ、というただの変態映画でした。
「アタック・オブ・ザ・キラートマト」・・・デカいトマトがスーパーで人間を襲う映画です。当時はまだ「おバカ映画」だとか「悪趣味映画」だとかいう、この手の映画を一般人でも楽しめる入り口はありませんでしたからね、キツかったようです。
「マングラー」・・・ダメだな。このタイトルだけで最低だもんな。入り口でポスターを見た彼女の顔が民主党の岡田代表みたいになっていたのを思い出します。悪霊に乗り移られた洗濯機が人間を襲う映画。原作はスティーブン・キングで監督は「悪魔のいけにえ」「スペースバンパイア」「ポルターガイスト」のトビー・フーパー。映画館はガラガラでした。前の方でもう一組のカップルがモロにSEXをしていて気まずかったのを思い出します。
・・・・なんだか空しくなったので、ここまでにしますが。
なんか、バカ・ホラーばっかだな。こうしてみると。
そういえば「デート映画」で思い出すのは高校の同級生の佐々木君。こいつは頭のネジがかなり緩んだ男で、浪人時代にはソープの待ち時間に「出る単」とか「英頻」とかをやっていた強者でした。で、このバカが高校一年の時に女を家に呼ぶことになりまして。俺に相談してきたんですよ。よりによって。
「春日さ~、映画詳しいんだろ~? でさ~今度、女と部屋でビデオみるからさ~、なんかいいの紹介して~」
「いいの」って言われましてもねえ。いくら「仁義なき戦い・代理戦争」がいいと思っていても、さすがにねえ。
「いや、とりあえず面白いのでいいからさ~」
「面白い」と言われてもいささか広うござんす。
「あ、そうそう。笑える奴がいいな~。えっへっへ~」
なら、お前の顔があれば十分だよ! 足の裏みたいな顔の上に女性器みたいな髪が乗っかっているんだから。で、なんかムカついたので、当時俺が一番「笑える」と思った映画「サボテンブラザース」を紹介してやりました。
スティーブ・マーティンとかチェビー・チェイスとかが売れないコメディアンに扮して、メキシコの貧村を山賊から守る映画です。「ギャラクシー・クエスト」の元ネタになった西部劇コメディで、今ではこの手の映画の古典なんですが・・・・。
週明けから彼、全く口をきいてくれませんでした。奴の部屋で一体、何があったんでしょうねえ。
ただこの男、ソープの待合室で勉強した甲斐あってか見事に一橋大学に入学したんですよ。今頃は官僚にでもなって高級ソープの待合室で予算案でも作っているのでしょうか。そういえば、こいつの姉が、このバカにウリ二つの「足の裏みたいな顔」で、「佐々木の姉ちゃん」というだけでギャグが成立したのを思い出します。
投稿者 春日 : 2005年10月01日 15:21
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コメント
良いモノを読ませて頂きました。
善通寺の自衛隊駐屯地で催された防衛大の2次試験前夜、同じ旅館に宿泊していた友人達と連れだって、初めてピンク映画を見に行ったことを思い出しました。大杉漣が老け役をやっていたことだけは覚えていますが、今となっては何を見たのか全く覚えていません。しかし、その甲斐あってか、防衛大には見事合格しました。あそこを卒業していれば、今頃、防衛官僚でノーパンしゃぶしゃぶな日々を送っていたのでしょうか。
女の子連れで初めて見た映画は、日活ロマンポルノ3本立、しかもSMものでした。映画館には1人で行く質ですし、映画館の無い四国の山村で育ったものですから、女子同伴で映画を見に行ったのは、結構いい歳になってからの話でしたが、ひねりも情け容赦も無い選択です。
先月末、キXガイ女からの嫌がらせに反撃するため、久しぶりに長文を書き上げた自分を慰安するために、いきつけの風俗店に直行し、待ち時間にニーチェを読んでましたけど、ああいう時は、結構集中力が高まるので、本読んだり勉強するにはいいのかもしれません。
投稿者 兵頭 : 2005年10月03日 23:33
やはり兵頭さんもそうでしたか。なんだか「タクシードラーバー」を地で行っていますよね。あの時のデ・ニーロはハードコア・ポルノに連れていったんでしたっけ。他人事じゃないなあ、と思って爆笑した憶えがあります。
投稿者 春日 : 2005年10月05日 13:36
